2014年9月8日月曜日

敗軍の法則


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今週号の日経ビジネスは自身の実体験と共に学びになりました。









第一特集「敗軍の法則」では、約四十年続いてきた連載コラム「敗軍の将、兵を語る」の共通項を導出したものです。

1. 暴走

2. 執着

3. 隠蔽

4. 忘却

5. 慢心

という五つの敗軍の法則が事例とともに紹介されています。

暴走、隠蔽、慢心は読んでその如くですが、「執着」は主力事業や単一ブランドに依存していることを指しています。

ビジョンや思想がなく、儲かりそうなら何でも手を出す節操なき拝金主義には全くもって賛同できませんが、過去の成功体験や好き嫌いの主観による執着が事業を傾かせることはとてもよくわかります。自社・自分を客観視できない経営は身を亡ぼすということ。


「忘却」は、過去の過ちから得た教訓を果断に実行し続ける継続力のこと。過失はどの会社でも起こります。再発防止のために仕組みを作り、学び、継承していくのですが、その継続性をどう担保していくのかが重要。

失敗は成功の母。

社内で「もっと失敗してくれ」とよく言うが、失敗だったと思えるくらいの挑戦文化の醸成をより推進していきたいです。


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