2018年4月2日月曜日

18新卒入社式式辞「可能性を否定しない」


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2018年度の新卒3名が本日より入社いたしました。入社式の式辞では「可能性を否定しない」ということを述べました。

人生100年時代において、自分の可能性を否定せずに、ゆっくりでもいいから一歩ずつ継続していくことが重要だと感じています。

以下は式辞で述べた原文です。

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2018年4月2日
2018年度新卒入社式 式辞
ビルコム株式会社
代表取締役兼CEO 太田滋

 皆さん、入社おめでとうございます。2018年度の新卒エントリー数は480名と非常に多くの方にご応募いただいた中、優秀な3名の皆さんをビルコムの仲間として迎えることができ、本当に嬉しく思っています。本日からの入社を心から歓迎するとともに、大いに期待しています。本日は式辞として「可能性を否定しない」ということを述べたいと思います。

 ちょうど2週間前の3/19にNHKで放映された「プロフェッショナル仕事の流儀」は、これまで存在しなかった新しい仕事を特集していました。具体的には、ユーチューバー、プロゲーマー、データサイエンティストの3職種です。ユーチューバーはHIKAKIN(ヒカキン)さんが出演されていました。この番組は、最後に出演者がプロフェッショナルとは何かを定義するのですが、ユーチューバーのHIKAKINさんはこう述べていました。「プロフェッショナルとは、継続する人だと思う。継続していればチャンスがやってくるので、継続して努力しているとチャンスを掴めると思うので、(プロフェッショナルとは)継続する人です」。

 先週、ビルコムでは勤続年数1年、3年、5年、10年の人たちがそれぞれ表彰されました。人材の流動性が高いこの時代に、一つの会社で5年、10年と勤め上げることは、継続の力という観点でとても素晴らしいことです。私は物事を継続していくための要諦があると思っています。それは、「自分の可能性を否定しない」ということです。皆さんは、これから研修を受けて5月中旬に配属されることになります。仕事をしていくと、様々な試練にぶつかることでしょう。そのときに、この仕事は自分に向いていないのではないか、これは自分にできないのではないか、自分の強みを活かしているのか、と疑問に感じることもあるでしょう。そうしたときに、自分の可能性を否定して欲しくないのです。困難にぶつかったときに、自らの可能性を否定してしまうことは、将来の皆さんのキャリアを狭めてしまうからです。人生100年時代の中で、始めの1年や3年で自分の可能性を否定する必要はありません。

 皆さんは、今、真っ白なキャンバスを持っています。その真っ白なキャンバスにどのような夢を描くかは皆さんの心積もり次第です。自分の可能性を否定せずに、継続していくことで、ビルコムの事業ミッションである「PRでクライアントの事業に貢献する」を一緒に実現してまいりましょう。新しいPRコミュニケーションを生み出すビルコムへの入社を心からお祝いいたします。誠におめでとうございます。



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