2013年10月6日日曜日

感謝の3Q経利率20%達成


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昨年から続いていた私の慢心・放任によって今期の1月・2月は過去最低水準の経常利益率で推移してしまい、色々な方々にご心配をおかけしました。

それ以降、下座行と猛省を繰り返し、お客さま・パートナー・社員の皆様に心底から支えられてまいりました。その結果、3Q(7-9月期)の経常利益率は、7月9.1%、8月11.7%、9月21.9%と高成長を遂げることができました。














社内・社外問わず、特にこの一年間で頂いたご恩は一生忘れることができません。ご恩を忘れない環境を毎日の生活に組み込み、毎朝毎晩、心に刻むようにしました。人間の情理は移ろいものだと思うからです。

ただ、当社のミッション「コミュニケーションで感動を創造する」という視界からみれば、この3Qは新しいステージの端を発したに過ぎません。期末の4Qに向けて自分が撒いてしまった負の遺産も一掃しなければなりません。

会社経営というのは、突き詰めれば何も難しいことではなく、お客さま・パートナー・社員の皆さんに対して、小さなプライドを捨て、いかに本気で向き合うかだけのように思います。

それは換言すれば、「感謝と謙虚、そして大義」を忘れずに全身全霊かけて行動できるかに尽きると思うわけです。

明後日10月8日に、ビルコムは創業10周年を迎えることになります。10年前の2003年10月8日にビルコムは出発しました。今年に入り、何人かの社員から「10周年をお祝いしないのですか?」と聞かれました。私が常に返している言葉は下記の通りです。

「10周年というのは供給者論理の考えであって、お客さまやパートナーにとっては何ら関係ない。常に外へ向こう。僕たちが10年を迎えられたのは誰のお陰なのかを常に考えよう。打上げをやるのであれば、何かのけじめをつけるときに、社員と社員の家族全員が幸せを感じるような形でひっそりとやろう。」

感謝と謙虚、そして大義−−−
36歳の若造である自分に向けて。

太田滋
ビルコム株式会社

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