2014年3月26日水曜日

未来は語るものではなく、つくるもの。


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「社長、質問があります。10年後のビルコムはどうなっていますか?」

たまに面談やセミナーで聞かれると、実は戸惑ってしまう質問です。我々のような事業家がするべきことは、未来は語るものではなく、未来はつくるものということです。PRはこうなる!広告・メディアはこうなる!というような未来予測的なことは、その道の専門家に任せれば良い。

昨晩、当社の12年度・13年度新卒と会食を行いました。その中で、「○○という問題意識を持っているんですが、まだ行動に移せていないのが悔しいんですよ!」「○○するべきだと思っているんですが、だったら自分でやれよ!という感じですよね。」という発言を聞いて頼もしい限りでした。行動することに重きが置かれているからです。

当社の行動指針の中に、「批判よりも改善、評論よりも実行」というものがあります。口先でつべこべ言うのは簡単だけど、改善したり、実行したりするのが難しい。だからこそ、自分ごと化して挑戦するところに価値があるのです。

問題意識を持つだけなら誰でもできます。べき論を語ることも誰でもできます。それらを自らが現場できちんと汗水たらして葛藤・苦悩するところに人・組織としての成長があり、その努力を必ず実らせることが経営陣の役割だと思います。

未来は語るものではなく、つくるもの。

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