2014年4月20日日曜日
ウォーホル展に行ってまいりました
アンディ・ウォホール展:永遠の15分に行ってまいりました。タイトルの「永遠の15分」は、「将来、誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう "In the future everyone will be world-famous for 15 minutes."という言葉に由来したものだそうです。
他者と同じでいい。オリジナルなんていらない。取材はキミが聞きたいことをそのまま答えるだけでいい。表層だけを見ていればよい。自分は迷彩(カモフラージュ)だ。
といった今日の潮流とは全くもって逆説的なウォーホルの感性はとても刺激的でした。
その中でも、ビジネスになったものがアートであるという発言に共感しました。原文では"Making money is art and working is art and good business is the best art of all." とあります。
昨年、親しくさせて頂いているアーティストの方が言っていたことを思い出しました。
「結局、作品にお金を払ってもらえるかどうかが大事。作品をどれだけ褒めてくれたとしてもお金を出して買ってくれるかどうか。それがアーティストとしての評価なんだ。」
ウォーホルは「ビジネスになったものがアート」と述べました。経営も同じではないでしょうか。お客様にご満足頂く。その一点をぶらさず、全てのプロセスと、そのプロセスのプロセスのプロセスまで一貫して追求していくことが当たり前のようで難しい。その難しさに挑戦して結果を出していくところにアート性があるように思います。合理と情理が融合するところに人間の美しさがある。そういう集団であり続けたいと改めて身を引き締めました。
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