2016年4月4日月曜日

PRメッセージを科学する


このエントリーをはてなブックマークに追加

「メッセージ」。PRを実施するにあたって最も重要なことは何ですか?と聞かれたら私は迷わずメッセージと答えるでしょう。露出が確実な広告と違って、露出が不確実なPRは相手に受容してもらえるメッセージを生み出せるかが成否を決めるからです。

PRメッセージの企画は、これまで個人の主観に依存していました。当たるも八卦当たらぬも八卦。どれだけ経験があって、どれだけマーケティングリサーチをしても、刺さるPRメッセージを生み出せるかどうかはわかりません。個人的な感覚ですが、ヒットするPRメッセージを生み出せる確率は10%いけば良い方ではないでしょうか。しかも、その企画力は年を重ねるごとに衰えていくのが実情です。

クライアントにとってこれほど不安なことはないでしょう。プロに頼んだPRメッセージが、個人の主観によって決められ、その成否が決まってしまう。こういった問題を解決できないかと生み出したのが新サービス「特徴語句報道調査」です。

メディアニーズに合ったPRメッセージを抽出:
ビルコム、報道ビッグデータから自社の特徴を分析する新サービスを提供
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1604/01/news090.html

過去の報道内容から自社の事業に関連する特徴語句を抽出し、類似している特徴語句を分類することで、PRメッセージの要素を洗い出します。最終的にPRメッセージに落とし込むのは人間が行いますが、そこに至る大量の報道分析やメッセージ構成要素の分類を人工知能で行います。

日経産業新聞記事の全文を読む
http://www.bil.jp/about/media/2016/04/post-2.html

当社では2年前よりデータ・デジタルに関する新規事業・研究開発に投資をしていますが、今回の新サービスはその一環です。従来の属人的なPRサービスではない付加価値の高い戦略PRサービスをクライアントに提供するべく今後も新しいPRコミュニケーションの世界を創り出したいと思っております。引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。



0 件のコメント:

コメントを投稿