2013年8月25日日曜日

急性腰痛症から学ぶ経営の論点


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ちょうど一週間前から急性腰痛症(いわゆるぎっくり腰)になってしまいました。
月曜から金曜にかけて、各所にご迷惑をおかけしたことをここにお詫び申し上げます。

毎日、整骨院で鍼を中心とした、電流・超音波・スポーツマッサージと
あらゆる手段を駆使して、少しずつ治療を行って頂きました。

鍼を受けるのは人生初でした。

体内に鍼を打ち込むという精神的抵抗があったものの、
学生時代からの親友が鍼灸医院を経営しているということもあって、
勇気を出してやってみました。

これが、とても効く効く。

月曜の痛みが100だとすると、火曜80、水曜60、木曜40、金曜20
と毎日20ずつ痛みが減っていくのですね。

毎日通っていたものだから、
鍼を打つ場所や、人間のツボについて先生からご教示頂きました。
特に、新鮮だったのは人間のツボというのは全て繫がっているということ。

人間のツボは、首から肩、背中、腰、膝、足と繫がっているそうです。
だから、足ツボを押されて痛いところが、実は首が原因だったりすると。

同じような経験をされていらっしゃる方にとっては、
釈迦説法かもしれません。私にはとても新鮮でした。

そのお話を聞いているうちに、何かに似ているなと思ったわけです。

「あっ、これは経営と同じだな」と。

仕事をしていると、
どうしても表層的な点(ツボ)に目がいきがちです。

例えば、人事制度(評価・等級・報酬)、組織文化といった「人・組織関連」や
競争優位や差別化といった「事業関連」。もしくは、DebtやEquityを中心とした
「コーポレートファイナンス関連」。

もっと各論でいえば、ナレッジマネジメントとか、
オペレーション効率うんぬんとか。

でも、これらって全部、表層に見える点(ツボ)、
(※実際は目で識別できないのですが)なんですよね。

全ての点(ツボ)は企業・市場の中(体内)で繫がっている。
この点を結びつけるのが、会社のビジョン、ミッション、バリューだったりします。

その点(ツボ)を線に結びつけて、
組織を未来に向かってドライブできるかが、経営の論点になるわけです。

ぎっくり腰から、少し飛躍してしまいましたが、
先週の生き地獄を備忘録として残しておくと共に、
経営も同じだなぁ、なるほど、と思ったことを書いてみました。

お見苦しいのですが、鍼の先生に撮ってもらった
鍼をうっている写真を貼っておきたいと思います。














今週の思い出一覧:

・月曜 朝  痛さ100 痛みで変顔になりながらの全社スピーチ

・月曜 昼  座れず立ちながら社員とグリルサーモンを食べたことが思い出

・火曜〜金曜
外出先 「立つ→座る→立つ」の行動がお見苦しかったことが申し訳なかったです。
さらに、椅子を変えて頂いたり、「立ちながらやりましょうか?」と仰って頂いた
お心遣いに本当に人としての優しさを感じました。

・火曜〜金曜
社内会議 立ちながら or ずっと座ったままで気を遣わせてしまい申し訳ない。

・業務提携先の執行役員さん
「きっかけは”やっぱりくしゃみ”ですか?」
→”やっぱりくしゃみ”って!いえいえ、累積疲労です!

・社員の皆さん
腰痛に関連する情報メールや、お声をかけてもらい感謝しています!

・秘書
分単位の中で、通院のスケジュール手配してもらってありがとう!

・移動中のタクシー
タクシーの運転手さんは腰痛持ちが多いらしく、
ペインクリニックや多くの経験談を伺うことができました。

・治療院の佐々木先生
毎日、無理な時間帯での治療、体内のツボや治療方法について
詳しく教えて頂き本当に有り難く、感謝してもしきれません。
先週仕事ができたのは佐々木先生のお陰です。

経営の不格好さってこういうことも一つなんですね・・・。
来週は100%快復に向けて治療&無理をしないようにします!

1 件のコメント:

  1. 快復に向かってなによりです!^^

    究極的には、
    鍼灸がなぜいいのか(効果が出るのか)、
    なぜツボがつながっているのか、
    そもそもつぼって何なのか、
    といったことは説明・証明ができません。

    しかしながら、2,000年以上なくならなかった理由が
    あるということは確かだと思います。

    普段から疲労蓄積されないよう、
    ぜひ根本原因の解決を!
    (鍼灸での定期メンテナンスもおすすめです)

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