2012年9月22日土曜日

ケースメソッドの導入


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昨日より私が主導する社内研修を始めました。


















言うまでもなく、当社の競争優位の源泉は「人材」であり、

社員の価値をいかに高めるかが経営者として最大の使命のように思います。


お客さまは、自社の戦略やポジショニングにひかれるのではなく、

現場の社員をみてパートナーにするかを決めていると思うからです。


創業してから約10年間、人材育成の方法論について試行錯誤してきましたが、

今回はケースメソッドを用いることにしました。


私や部長がOJTでみつけた実例をもとに、ケースを書き、

そのケースを通じて、「自分だったらどうするか」を疑似体験してもらうことが目的です。


昨日のグループワーク風景

















新卒も、部長も、役職・社歴不問で議論していくことで

一つのインターナルコミュニケーションにもなっていると思います。


週二日の研修を仕切っていくのはハードですが

継続的なカイゼンを繰り返してしばらくやっていこうと思います。

2012年9月5日水曜日

Trade-off


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"I am prepared for the worst, but hope for the best." 


イギリスの元首相でもあり小説家でもあった

Benjamin Disraeliの名言の一つです。

ここ2年で当社は、Fコマース事業・ソーシャルギフトサービスを立上げ、

上海・シンガポールに現地法人を設立し、韓国のASIANCEと業務提携も行い、
CCCと中国にJVを設立するなど急速な事業展開を図ってきました。

この裏側には、様々な葛藤や苦悩があり、

今でも夜眠れない日もあります。

短期も考えながら、中長期の投資も怠らない。

既存事業と新規事業のリソーストレードオフのバランスを保つ。
売上・粗利水準を引き上げながら、コストも厳しくみていく。

常に念頭にあるのは、

冒頭の名言である「最悪に備え、ベストを考える」ことです。
トレードオフの両立が経営には必要です。

約5年ぶりにブログを再開しました。

タイトルの"One more thing"は、
今は亡きApple創業者のSteve Jobsがカンファレンスで用いていたフレーズです。

最悪に備え、ベストを考える。

まさにOne more thingであります。