2013年4月1日月曜日

生きるか死ぬかの失敗をして欲しいという入社式式辞を述べました


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本日入社式を行いました。


入社式 式辞













式辞では「生きるか死ぬかの失敗をして欲しい」と述べました。
もちろん、失敗をして欲しいという趣旨ではなく、失敗した!と思えるくらいの挑戦をして欲しいというメッセージです。

式辞の一部を抜粋します。

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 皆さんに一つ伝えたいことがあります。それは、ビルコムで生きるか死ぬかの失敗をして欲しいということです。失敗は、挑戦者しか味わえない最高の経験です。

 もし、ビルコムが成長を目指さず、業界を変えようとせず、世界唯一のコミュニケーション企業という壮大なビジョンを掲げていなければ、これまでの成功も失敗もありませんでした。それでは、ビルコムが世に存在する意義はない。失敗をするということは、ギリギリの限界に挑戦しなければ起こらないことです。プロフェッショナルこそ、厳しい事態に直面し、修羅場をくぐるべきなのです。それが間違いなく、皆さんの血となり肉となります。人間というのは、それほど強くなく、勝ったときには何も学べない生き物です。負けてこそ、真剣に物事を考えるようになる。どん底に落ちてこそ、自分の愚かさを真剣に見つめることになる。
失敗の体験がなければ、ストレス耐性や胆力も身につきません。歴史上の人物で、負け戦を経験したことがない人間は一人もいません。むしろ、負け続け、辛酸をなめ続け、どん底まで落ちてから何かをつかんだ人が大成する。人間とは、基本的にそういうものだと思います。

 ビルコムは、皆さんの失敗を受け入れる土壌があります。ビルコムは、皆さんの挑戦を応援していく環境があります。だから、思いっきり生きて欲しい。思いっきり挑戦して欲しい。この世に生を受けてきたからには、失敗を恐れず、大志を抱き、社会に貢献していこう。その意思と努力を支える仲間がここにはいます。新生ビルコムを創り、これからの日本と世界を良くしていくのは皆さんなのです。

2013年4月1日 ビルコム株式会社 代表取締役兼CEO 太田滋
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この2年で規模も拡大して、やや大企業っぽいところが目に付くようになりました。今年の経営方針である「ビルコムWAYの回帰」を意識した結果、ベンチャー精神を改めて強化したいと思っています。

挑戦は成功も、失敗も生みますが、
その土壌と環境を整えることが経営者としての私の役割です。

13新卒の皆さん、一緒に頑張りましょう!






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