2016年6月21日火曜日

カンヌライオンズ2016 3日目速報レポート


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Cannes Lions 2016 Day3です。セミナーの数も増えていよいよ本番に突入した感じがします!今日から少しずつアワードも発表になりました。


開催初日から何度も出てくる”Storyteling”というキーワード。やや食傷気味ですが、いかにパーソナライズ/カスタマイズしたStorytellingをするかというのは今年の一つのテーマとなりそうです。


ライブ、ソーシャル、モバイル、ビデオという4つのコンテンツフォーマットは、世界的にもトレンドのようで、一つのStoryで生活者の心を揺さぶろうというのはもはや限界がきており、プラットフォームによってコンテンツをカスタマイズするのは当然の流れになってきています。例えば、Twiter, Facebook, Snapchat, YouTubeによって配信する動画コンテンツはカスタマイズするべきということですね。






正論としてはわかるのですが、現実的にはコンテンツをどうカスタマイズするのか、コンテンツの制作費用と配信費用のバランスはどうするのか(コンテンツをカスタマイズすれば制作費用は上がる)といった現実的な問題は残っており、現段階でその解は見えていません。また、プラットフォームに応じたカスタマイズと、多様な生活者セグメントからみたパーソナライズというのも実際にプランニングするときは異なる視点のようにも思います。



そうしたパーソナライズ/カスタマイズしたStorytellingというテーマとは別に、もう一つのテーマとして感じるのはフィジカルなブランド体験です。フィジカル(physical)とあえて付け加えたのは、パソコンやモバイルの前にじっと座って何かコンテンツを消費するというよりも、インスタレーションのような体感としてのブランド体験が一つのテーマになっていると感じたからです。昨日の2日目速報レポートに書かせていただいた「知覚としてのリアリティがブランド体験に繋がる」という話と同義なのですが、今日はテクノロジーを用いたフィジカルな体験の事例が2つ紹介されました。

2016年6月20日月曜日

カンヌライオンズ2016 2日目速報レポート


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Cannes Lions 2016 Day2です。今日は7つのセミナーに参加しました。本日も考察を交えて速報レポートをお送りします。

昨日の速報レポートで「ファクトに基づくストーリーテリングが大事」という内容を書いておきながら、朝一番から”Perception, Not Fact, Creates Reality”(生活者はファクトではなくリアリティで認知している!)というお題のセミナーに出くわしました。








ファクトとはプリミティブな具体的観念(例えば数式)であり、リアリティは生活者の心理にあるイメージということで、いわゆる存在論や認識論といった哲学的な話に近い感覚を覚えました。



確かに俯瞰してみれば、”テクノロジー”によって、ファクトとリアリティが混在し、お互いの距離がとても近づいているような気がします。例えば、花が壊れるなんてことはファクトとしてはあり得ませんが、CGによって花が壊れるといった表現が可能になり、それを違和感なく見ている私たちがいます。


デジカメによって切り取られた瞬間、望遠鏡によって見えなかったものが見えるといったように”テクノロジー”によって空間と時間の概念が圧縮されました。VRはその最たる例でしょう。知覚としてのリアリティをどうつくるか、それをブランディングやクリエイティブにどう活かしていくのかが大事な時代になりました。


では、ブランドのリアリティを生活者に感じてもらうための”テクノロジー”とは何でしょうか。今日においてそれはIoTでしょう。これまでインターネットによって人と人が繋がりました。IoTによって、これまで単体として存在していたモノとモノが繋がるようになりました。その数は2020年までに250億個と言われています。




IoTはマーケティング業界に3つの進化をもたらしました。1)products as a service(製品のサービス化), 2)ecosystem connected products(製品の生態系), 3)products as media(製品のメディア化)の3つです。

2016年6月19日日曜日

カンヌライオンズ2016 初日速報レポート


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本日からCannes Lions 2016に参加しています。実は初参加です。




会期が8日間もあるので忘れないように簡易レポートを作成しようと思います。セミナー内容をそのままレポートするものは多くあると思いますので、私なりの考察を交えてのレポートということでご了承くださいませ。それでは本日Day1の簡易レポートから。

“Create PRable Story.”

by Pete Mountstevens at Taylor Herring

「第三者にシェアされるストーリーを作ろう。」初日はこの言葉に象徴されるセミナーばかりでした。PRableというのは、PRされる(=記者やインフルエンサーといった第三者にシェアされる)という造語ですが、従来から重要性が語られてきたPR視点におけるStorytellingの話が多い初日でした。


背景には、広告嫌いの生活者が増えていることがあります。カンヌでは明確にこの話が出ていました。84%の人はTV CMを早送りしているし、60%の人はTVCMを録画したくないと思っている。20%の全世界のスマホユーザーがアドブロックアプリを使っている。ほとんどの生活者はブランドのロゴが見えなくなっても気にしない。生活者にとって意味のあるブランドは少ないということですね。



















セミナーでは、Earned Media(パブリシティ・ソーシャルメディア)におけるクリエイティブな
ミレニアルブランド(1980〜2000年ごろに生まれたブランド)TOP5が紹介されました。#5 Uber, #4 Airbnb, #3 IKEA, #2 Red Bull, #1 Pornhub。

2016年4月25日月曜日

PR文脈で動画配信「VIDEO PRESS(ビデオプレス)」始めました


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先日このニュースがちょっとした話題になりました。

“動画広告を見てブランドが嫌いになった理由1位は「何度も同じ広告が表示されたから」ECzineニュース”

ブランディング目的で広告出稿したのに、生活者から嫌悪感を抱かれてしまうのは非常にもったいないなと思いました。インターネット上の動画広告は、様々な“枠”が出てきて市場が盛り上がっている一方で、強制視聴や、自分に興味のない動画広告が何度も表示されることに不快感を感じている方が多いのも事実です。画面の小さいスマホであればあるほど注意が必要です。

そのような背景を受けて、PR文脈で動画を紹介する「VIDEO PRESS(ビデオプレス)」という新しい動画配信サービスを開始しました。媒体社が制作した記事型タイアップコンテンツの中で動画を紹介していただくことで、嫌悪感を抱かれずに、生活者に興味を持っていただく形で動画視聴を促進することができます。

記事型コンテンツとして見出しと本文で動画を紹介するため、きちんと読まれ、観られるのが特徴です。記事型コンテンツの熟読率や、動画の完視聴率も取得できます。VIDEO PRESSは、動画を複数媒体に一斉配信(タイアップコンテンツの制作依頼)することができ、現在、約60+媒体の方々にご参画いただいています。

VIDEO PRESSの仕組み



















記事型コンテンツが制作・配信されたら媒体社に対価が支払われますので、当然のことながら、広告表記や広告主体者の明示、広告審査も行います。このサービスは、オムニバス社の動画コンテンツマーケットプレイス「VISM」とOEM提携させていただいたことで実現することができました。動画配信技術や媒体社対応はオムニバス社が行います。

管理画面イメージ






















単に動画だけを配信するのではなく、動画の良さをきちんと記事型コンテンツとともに届けたい、嫌悪感を抱かれずに動画を観てもらいたい、記事型コンテンツで潜在層にも動画を届けたいとお考えの広告主様に役立つサービスです。早速記事にも取り上げていただきました。


日経産業新聞の記事本文(リンクから記事本文がご覧いただけます)
http://webreprint.nikkei.co.jp/r/LinkView.aspx?c=4CF6B1E19A7D44E2981FC070A552CFA8

ビルコム、動画コンテンツマーケットプレース「VIDEO PRESS」を提供開始
http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1604/26/news052.html

2016年4月12日火曜日

JIAAネイティブ広告部会


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今年度のJIAA(日本インタラクティブ広告協会)ネイティブ広告部会の活動が終了しました。私は事例研究分科会のリーダーとして微力ながら貢献させていただきました。

ネイティブ広告の良質な事例を業界内外に発信することでブランディングに寄与する事例を皆さまに共有することが使命でした。

結果として、第一回目の事例研究セミナーは参加者190名、第二回目は参加者150名、そして昨日のネイティブ広告研究セミナーでは日本アドバタイザーズ協会会員の皆さまを含めて参加者320名と多くの方々にご参加いただくことができました。これもひとえに座長や事務局、そしてご協力を賜りましたご登壇者の皆さまのお陰です。

事例研究分科会として少しでも業界に貢献できたのではないかと思っております。引き続きネイティブ広告はブランディングの広告効果に関する調査や事例共有で皆さまに貢献したいと思っております。

下記は昨日の「ネイティブ広告研究セミナー〜ネイティブ広告の市場可能性〜」のプログラムと当日の写真になります。ご来場いただきました皆さまに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。